ワインの好みで小競りあう夫婦
フランスといえば、やっぱり”ワイン”。
日本なら数千円するようなワインも、ここでは現地価格で気軽に楽しめる。
せっかくなら、フランスの文化といっても過言ではないこの“ワイン”を、
少しでもわかるようになってみたい。
できれば、好みの味や品種なんかも見つけられたら──
それを知らない人生より、知っている人生の方が
ちがう世界が見えるような気がしてしまう。
ワインって、そう思わせてくれる不思議な存在だと思う。
それに、日本へ帰ってからも、
ある銘柄のワインを口にするたびに、
この1年の記憶を、ワインの香り越しにふと思い出すことができたら…
そんな“オシャレな記憶の呼び起こし方”、ちょっと憧れる・・
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”フランスのワインについて、もっと知りたい”
そう思うきっかけになったのは、
夫が会社の先輩からもらった『図解 ワイン一年生』という1冊。
そして何より、
それを熱心に読み込んでは、毎度丁寧に解説してくれる夫の存在だった。
…とはいえ、夫もわたしも“ワイン初心者”。
最初から明確だったのは、ふたりして”赤より白がすき”ということだけ。
右も左もわからないふたりなので、
この“ワイン一年生”が、まるで先生みたいな存在になっていた。
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その“先生”いわく、初心者がまず試すべきはこの3つ:
• ソーヴィニヨン(白・すっきり系)
• シャブリ(白・辛口)
• リースリング(白・甘口)
この3つを実際に飲んでみて、
「どれがいちばん好きか」を軸に、好みを探すといいらしい。
そして、いざ実践。
とりあえずシャブリとソーヴィニヨンを試してみた時点で、
わたしはソーヴィニヨン派、夫はシャブリ派かもしれないね…と。
でも、そのあとで、
“先生”から条件付きの助言が入っていたことに気づく。
『シャブリは“プルミエ・クリュ”以上の品質で、
ソーヴィニヨンは“サンセール村”か“プイィ・フュメ村”のものを選ぶべし』とのこと。
これを受けた夫は、「もう一度ちゃんと条件に合うもので比較し直したほうがいい」と真剣。
でも、私は思う。
初心者なんだから、
そこまで厳密にこだわるよりも、
まずは味の方向性だけでも掴めればいいのでは?と。
そう主張してみたら、
夫は「いや、でも産地が…」
私「いやいや、甘口と辛口で…」
夫「じゃあ中間くらいの味は…?」
ついには ChatGPT に「どの比較方法が初心者に向いてますか?」と尋ねる始末。
──だが忘れてはいけない。
どちらも“ワイン初心者”であることを。。
この小さな小競り合いの正解を、わたしたちは持っていないのだ…
もちろん答えが出るはずもない。
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結局、初心者向けの比較としては
• リースリング(甘口)
• ソーヴィニヨン(すっきり系)
• シャルドネ(“新世界”産=アメリカやチリなど)
この3種類が、いちばん味のちがいがわかりやすいという話に落ち着いた。
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とはいえ、
夫はもう、ちょっとへそを曲げてしまったかもしれない。
“先生”の教えを、もう丁寧には教えてくれないかもな…なんて、ちょっと哀しくも思う。
でもわたしたち、フランスにいるあいだに
「この品種の、あの村の、あの造り手のが好き!」なんて言えるようになるのだろうか。
もしかしたら今日のこんなやりとりすら、
そのワインを飲むたびに、ふと笑って思い出すようになるのかもしれない。
そういう1本に、出会えたらうれしいな。
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最後に。
今日の小競り合いのきっかけとなった“先生”による、初心者向けワイン比較表がこちら ⇩

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